パッキング

パッキングというのは、ザックへの荷物の詰め方。パッキングの考え方としては、下部・中部・上部と三つに分けて考えます。

重い物を上部に、軽い物を下部が基本です。重い物を下にした方がバランスが良くなりそうに思うのですが、ザックの重心が下にありすぎると腰や肩にダメージをかけてしまいます。その上で、使わない物が下部に、頻繁に取り出すものが上部になります。


荷物の詰め方

下層部

あまり頻繁に取り出す必要のない、着替え(泊まりの場合、シェラフやマット)などの現地到着してから取り出すような物を詰める。

中層部

休憩などのとき必要とするもの。食材・クッカー・小物類・タオルなど。

上層部

小物類や救急道具・飲み物や行動食。その上に、雨具類や上着などを。

ポケット・ヘッド部

地図・コンパス・カメラ・水筒など、頻繁に出し入れするものを収納。


身分証明書や保険証、お金など貴重品は、ズボンや上着のポケットに入れておきましょう。