危険な動物・昆虫

アウトドアは人間の生活圏から離れて野生の生き物たちの生活圏に足を踏み入れるのだから、攻撃されることはある意味仕方ないことかもしれません。

危険だからといって山や川に出かけるのを面白くないし、かといって人間の都合で横柄な振る舞いをすれば生き物たちは怒ってきて当然。

安全に遊ぶためには、危険な生き物たちについて知っておかなければならないでしょう。知らないことが一番危険です。


スズメバチ、ミツバチなど

巣にちかづき過ぎたり、刺激したりすると攻撃してくるのでむやみに近寄らない。

刺されたら針を取り流水中で毒を絞りとる。


ムカデ

トビズムカデ

ムカデとは多足亜門 ムカデ綱に属する節足動物の総称。

全てのムカデは顎肢に毒腺を持ち、この毒を用いて昆虫などの動物を捕食する。

オオムカデ類はヒトに対して能動的に攻撃をかけるものがあり噛まれるとかなり痛む。

ムカデを見つけたら素手では絶対に触らず、炭バサミかなにかでつかんで焼き殺す。寝転んでるとき体の上を通ることなどあるが、ゴソゴソとおかしく感じても動かないこと。動いた瞬間に噛まれます。

ムカデに噛まれたら直ちにアゴを引き離し、ムカデの頭を叩きつぶす。その後、噛跡から毒をできるだけねばり強く水道の流水などに患部を浸しながら時間をかけて絞り出すこと。

ムカデの毒は神経毒なので薬を塗っても、すぐに痛みが引くわけではありません。必要に応じて医者の診断を仰ぐこと。


カバキコマチグモ

カバキコマチグモ

日本全土に生息するフクログモ科コマチグモ属に属するクモ。体長は10~15mmほどで、ススキ、ササ、イネなどの葉を巻き巣を作る。オレンジ色の体色からカバキの名前がある。

在来種でもっとも強い毒を持ち、咬傷事故が問題になる数少ないクモ。

クモの毒液には、獲物を麻痺させるための神経毒が含まれる。カバキコマチグモにはそのほかに、カテコールアミン、セロトニン、ヒスタミンなどを含むため、かまれると激しい痛みがある。

咬傷部は赤くなり腫れ、水ぶくれや潰瘍になる場合もある。腫れは2~3日で引くが、痛みやしびれが2週間ほど続くき、重傷例では、頭痛、発熱、悪心、嘔吐、ショック症状などを起こす場合も。


ブユ(ブト)

川や湿地、牧場に多い。

小まめに汗を拭くことも大事。かゆくてもかかない。


ヒル

樹上からも動物目指して落ちてくる。

発見したらタバコの火などで落とす。


ケムシ

毛の密生したものや目立つ物に注意。


マムシ

飛び跳ねて噛み付いてくるのでいたずらは厳禁。

見つけたら逃げる。