アウトドアの危険
安全に楽しむために
アウトドアを楽しんでいるとつい開放的になり、思わぬけがや病気が起こることがあります。日常の生活から大きく環境が変わる海や山は危険がいっぱいです。かといってそのことばかりを気にしていたら全てに控え目になって「楽しく遊ぶ」ことも出来なくなります。
「海や山ではこういうけがや病気が起こる可能性がある」ということを覚えておき、そのうえで安全に楽しみましょう。
安全に楽しむために自然の中での危険に対する知識を持ち、対策をとることが必要です。
肌の露出を控える
いくら危険な動植物に触れたり近づかないよう気を付けていても、足元の見えにい茂みに入ってヘビを踏んでしまったり、かぶれる植物に触れてしまったり、スズメバチなどのように近づかなくても気配を察知されて襲ってこられたりする場合もあります。
そのような時でも、肌の露出が少ないことで被害を最小限にとどめることができます。
- 帽子・手袋
- 長袖・長ズボン
- 足首をカバーするシューズ
などを必要に応じて使い分けると良いでしょう。
危険な場所へは近づかない
- 草が道にかぶっている場所
- 倒れた木の下、木の空洞、大きな石の影になっている場所
- 「熊出没注意」など、人に危害を加える危険生物を注意する看板のある場所
万一の場合の救急用品を備えておく
山の中でけがをした場合、すぐ近くで手当てを受けられる病院などがあるとは限りません。
医療用具や医薬品など、それぞれ小分けにしたものをまとめておくと便利です。
持っていると便利な救急用品
- 飲み薬
- 酔い止め、風邪薬、鎮痛・解熱剤、胃腸薬、整腸剤など
- 塗り薬
- ステロイド軟膏、抗生物質軟膏など
- 医療用具
- バンソウコウ、滅菌ガーゼ、綿棒、ピンセット、包帯、毛抜きなど
- その他
- 目薬、消毒液、湿布薬、体温計、針、虫除けスプレーなど