触れるとかぶれる植物

夏の楽しいキャンプや秋のハイキングなどに出かけた時、気づかないうちに顔や手がかぶれたりすることがあります。そう、ウルシなどの植物です。

ウルシにまけない人はいいけど、見ただけでもかぶれる人は大変!そんな人は、長袖・長ズボン・軍手を着用して肌を出さないようにすることが大切です。


ツタウルシ

3出複葉(ウルシ属のなかで3出複葉は本種だけ)

他の樹木にはい上がって生息。

ツタウルシ

ヤマウルシ

羽状複葉

山地に普通に生息している。

ヤマウルシ

ヌルデ

羽状複葉中軸に翼 camera_icon

ウルシほど強くはないが、かぶれることもあるので注意が必要。

ヌルデ

ハゼノキ

羽状複葉

単にハゼとも言う。

ウルシほど強くはないが、かぶれることもあるので注意が必要

ハゼノキ

肌に触れたら

患部をよく水洗いして清潔にしてから、抗ヒスタミン成分を含むステロイド系軟膏を塗りましょう。
こすったりかいたりすると拡がります。


ウルシ対策

素肌を出さない

とにかくウルシに弱い人は素肌を出すことは危険です。

触れなくてもかぶれる人は、ウルシの存在に気がついてない振りでもしましょう。


羽状複葉の葉はまず疑ってみる

ウルシは羽状複葉であることがまず大きな特徴です。ウルシ類以外にも羽状複葉の植物は存在しますし、ツタウルシは少し違いますが、とにかくウルシっぽいと思えば近づかないように。

3出複葉と羽状複葉