毛虫
イラガの仲間、カレハガの仲間、ドクガの仲間を避ければ、だいたいの危険は避けられます。
イラガ
毒液の注入による“痛い毛虫”の代表で、刺されると電撃的な痛みが走る。 |
クロシタアオイラガ
刺されたあとの症状はイラガよりも長引く。 |
ドクガ
毒針毛の毒物質による“かゆい毛虫”の代表。 赤く腫れあがり、かゆみは数週間続く。 |
カレハガ(マツケムシ)
毒性はドクガほど強くないが、刺されると激痛があり腫れ上がる。 痛みや腫れはすぐなくるが、かゆみは1~2週間くらい続く。 |
応急処置
- 粘着テープで毒トゲを取る
- 流水で流す
- 消毒後、抗ヒスタミン含有のステロイド軟膏を塗る
- 痛みがおさまるまで局所を冷やす
予防対策
発生している場所に近づかないことが最も大事。
やむを得ず近づく場合は長袖や長ズボンなどを着用し、できるだけ皮膚の露出を抑えます。着用した衣服には毒針毛が付着している可能性があるので作業後はよく洗濯すること。
常に粘着テープを持参し、かゆみなどを感じても絶対に掻かない。掻くと毒針毛で皮膚をこすることになり症状が広がります。