非常食の条件
非常食とは
登山などで良く聞く言葉の“非常食”
最近では地震や水害など、交通インフラが切断されて食料品が届かなくなったり、家屋から出ることが出来なくなったり、そんな災害時に備えて非常食のことはよく言われています。
トレッキングや軽い山登りなどの場合、「日帰りだからいらないのでは?」とか「そんな山奥には行かないから・・・」とか思われがちですが、どんな軽いスケジュールでも非常食は用意しておいておいたほうがいいでしょう。
これで命を救われることもあるのです。裏山で崖から落ちて動けなくなりポケットのなかの飴玉で命が助かったとか。
- 保存性のあるもの
- かさばらずエネルギー値の高いもの
- 疲れてる時でも食べやすい
- そのまますぐ食べられるもの
夏場ですとすぐ腐敗しますから度保存性の利くものがいいです。乾パンやビスケット、チョコレート、チーズ、甘納豆、サラミソーセージ、乾燥果物類、氷砂糖などが非常食に適したものとして挙げられます。(チョコレートやキャンデー類は暑さに弱いですので注意)
ビスケットやクッキー・チョコレート・キャンデー類などは、歩きながらでも食べられるので行動食も兼用できます。
乾パンに氷砂糖
乾パンに氷砂糖や金平糖が入っているのは、エネルギー補給以外にも意味があるのです。
乾パンは保存性を高める為に含水量が少ない。
そのため「ぱさぱさ」していて飲み物が無ければ食べにくいのですが、この氷砂糖や金平糖を乾パンと一緒に食べることによって、だ液が出やすくなり水がなくても食べやすいのです。
非常事態に食べるのが非常食。乾パンは、サバイバルのプロ集団【自衛隊】非常用糧食にも採用されてる最強の非常食です。
エネルギー補給には砂糖
運動をする時、身体は酸素を使ってブドウ糖を分解してエネルギーを作り出します。
ブドウ糖が不足すると筋肉に乳酸がたまり疲労度も増します。そこで、食べてすぐにブドウ糖に変わる砂糖は、速攻性のあるエネルギー源として役に立つのです。